舐達麻のBADSAIKUSHが本当にいい

BADSAIKUSHが良いなんて誰もが言うことだろうが敢えて良いと言いたい。

 

舐達麻は東京からいなくなる辺りに一度見たけど、その時のライブでの立ち振る舞いもすごく良かった。あーやっぱり悪いラップいいなってのを気持ちいいほど思わせてくれた。

 

昔アルバム買ったことはあったけど、あんまり聞いてなかったのが正直な話なので今好きだというのはミーハー感あって嫌だが、良いものには抗えない。

 

何が良いのかというと簡単に言えば、金庫破壊したり、警察からの逃走中に友人が死んだり、大麻吸ったりと俺らにはまあ関係ない、関わりのないことを歌っているのだが、そんな中にも俺ら一般人にも共感出来る想い、苦悩が感じ取られる。そこがいい。

 

自分がNORIKIYOやSTICKYのあの頃のラップに感じ取って何回も聴いた理由がそれだった。犯罪の話がスリリングで良いというわけではなく、あー俺も環境は違えどそう思って生きてるな。俺も頑張ろうって思えるんだよ。薄っぺらい応援歌よりも染みる応援歌なのである。それを今BADSAIKUSHに感じるし、助けられてる。